利益管理と裁量労働を組み合わせ、好循環を。生産性の高いエンジニアが評価されるために

生産性の高いエンジニアが評価されるための仕組みを考える

生産性の高いエンジニアが評価されるための仕組みを考える

仕事ができるエンジニアは、できないエンジニアに比べて何倍も生産性が高いなどと耳にする機会も多いと思います。確かに、優秀なエンジニアと一緒に仕事をすると作業効率が良く本当に生産性の違いを実感することができます。
しかし、往々にして日本のIT企業では残業をして長い時間仕事をしているエンジニアの方が評価をされることが多いのも事実です。本来であれば、残業せずに定時で帰宅するようなエンジニアのほうがよっぽど会社にとっても有益であるし評価されるべきなのですが、「遅くまでがんばっている」と映ってしまうものです。
IT企業の経営者は、このようなジレンマに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。これらは、利益管理の徹底と、裁量労働制の採用で解決できる可能性があります。もし、その2つの仕組みが導入された場合、エンジニアはどういう点に注意すればよいのでしょうか。

プロジェクトの利益管理

エンジニア毎にどのプロジェクトで何時間稼働しているのかを管理します。そして、原価と利益率を経営層で共有するのです。そうすることで、利益がでているプロジェクトとそうでないプロジェクトが一目瞭然になります。こうした情報を個人の給与などが特定されないデータに加工して社内に公表することによって自然と効率よく働くという考えです。
エンジニアからすると、残業が減るし、残業をしないことが全社的に評価されるという共通意識が生まれるので、それに向かって努力しやすくなるという効果はあると思います。ただ、開発プロジェクトというのはどんなトラブルに見舞われるかわからないものです。チーム内のエンジニアのレベルだって違うでしょう。その中で常に残業をしないでいることは難しいのではないかと思います。生産性の悪いエンジニアが残業をして必死に遅れを取り戻そうとがんばっている姿を見て、自分の評価のために置いて帰れるでしょうか。

裁量労働制の導入

裁量労働制とは、特定の労働者において、実働時間ではなくみなし時間によって管理することを認める制度です。つまり、エンジニアの一日にする仕事内容は、8時間の労働であると決めてしまう制度なのです。一日でやるべき仕事を6時間で終わらせることができるならそのエンジニアは2時間得をしますし、10時間かかるエンジニアは、2時間損をすることになります。
生産性が高いエンジニアであれば時間あたりの給料が高くなるわけですが、これも仕事が終わったからといって他の人より2時間早く帰れるでしょうか。結局のところ、生産性が高いエンジニアは、そうでないエンジニアよりも多くの仕事をするだけになってしまうのではないでしょうか。ろくに評価もされず仕事量だけ増えるという一番おもしろくない結末にしかなりません。
それでも生産性が高いエンジニアは、現場では確実に評価はされています。それをどうやって経営層まで届けるかが重要になってくるのです。やはり評判を上げて評価につなげるのが一番よい方法ではないでしょうか。

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